下肢が急激に成長する年齢で多発する為、成長痛と一般的に呼ばれる事が多いですが、医学的には不適切な用語です。
特徴は、日中元気よく遊んでいるのに就寝時や睡眠中に膝や下肢の痛みを訴えて泣いたりするが、さすってやったり抱っこしたりすると消失。翌日は何事もなく飛び跳ねている。痛みの部位に外傷や、炎症などの異常はない。3~6歳頃から幼児に多発し、月に1~2回の割合で1~2年位続く事が多い。
原因は家庭、学校を含めた生活環境の変化や心理的ストレスにより起こる事が多い。例えば下の子の誕生、入園や入学などの集団生活の開始、過度の運動などが原因とされる。対処法として子供が痛がってもあまり心配せず、例えば下の子供ばかり目をかけないで同じ様に対応してあげて下さい。心理的要因が大きい場合は心理カウンセリングが必要な時もあります。